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世界的に有名なあの投資家たちの戦略まとめてみました。(ウォーレンバフェット&ウィリアムオニール)

世界中の投資家ってどんな戦略でトレードしてるの?

各投資家の特徴と共に戦略を紹介しよう

スティーブ
スティーブ

投資を勉強しているお客様から最近多いのが、「いろいろなニュースで世界の投資家の情報を集めているんですが戦略をまとめたのあったらください。」というものでした。

たしかにいろいろな本で各投資家の有名な逸話は話されていますよね。ウォーレンバフェットとかはバリュー投資を専門とするなどです。ですが詳しくどういう戦略で投資をしているのかバフェットともう一人ウィリアムオニールという投資家のストラテジーをまとめたのでご覧ください。

ウォーレンバフェット

ウォーレンバフェット

いわずもがな有名な投資家です。年利20%を何十年も出し続けている猛者です。彼の投資手法をいろいろな情報源からまとめてみました。あくまで参考程度にご覧ください。

彼がバリュー投資家であることは自明ですよね。バリュー投資とはその時々イケイケな企業の株を買うというよりも割安な株を探して買う手法です。アンダーバリューつまり割安投資ですね。海外のサイトではバフェットの投資手法についてまとめられているものが何個かありました。その中でも最も指摘されていたポイントをご紹介します。そもそもバフェット率いるバークシャーハサウェイには特に公開されている投資原則のようなものはないのですが各々の分析家が分析したものです。

①株価はあらゆる事象を考慮してプライシングされている

割安銘柄を買うにあたって様々な指標を参考にします。PER、PBR、株価売上高倍率、など株価に係わる指標は一通りみて、株価が割安な水準かどうかを確認します。

②運営者の価値は大きい

どんなに良い企業でどんなにいい製品を生み出したとしても運営者がイマイチな場合、結果衰退してしまう。株を買う前には誰が運営しているのかマネジメントの情報(経営者の経歴)を見てみる。

③再投資に積極的な企業

バフェットは配当のみ事前に求めて投資を考えることはしない。一般的に企業が得た利益は内部留保による再投資か株主への配当に分けられる。企業は積極的に再投資を行うべきである考えを持っているバフェットはたとえ少ない資金でも利益を再投資に回してリターンを生み出している企業に投資をしている。ちなみにアマゾンなんかは再投資に回しROEは20%以上を維持している、

④企業は稼ぐ力を身に着けるべき

バフェットが投資する企業を見てみた時に気づくのが損失を生む企業にはそもそも投資をしていないということである。そもそも利益がしっかり出ているかというのは見るべきポイントですね。

バフェットの投資手法(と分析されている内容)をまとめてみました。株のチャートとかではなく財務諸表をしっかり見て企業の潜在的な能力に投資しているイメージですね。そもそもどういった時流で投資すべきかという大枠の部分は割愛させていただいていますが、銘柄選びという観点に絞ってお伝えしました。

PERやPBRなど便利な指標は別の記事で紹介しているよ

ホーメイ
ホーメイ

ウィリアムオニールのCANSLIM

ウィリアムオニール

ウィリアムオニールは25年という期間で5000%を達成した有名な投資家です。彼の投資手法は有名でCANSLIMというファンダメンタル分析、テクニカル分析、リスクマネジメントとタイミングを組み合わせた万能の投資手法を行っております。彼の著書から紹介します。CANSLIMはそれぞれの手法の要素をもじっているものなんですが英語で書いてもしょうがないので日本語にまとめて紹介しますね。

C: Current Quarterly Earnings最新の四半期EPS(前年同期比よりも25%以上増)

EPSというのは1株当たりの純利益を指します。

EPS=純利益÷発行済み株式数

で計算できます。ほとんどが証券口座を持っていれば指標として出てきている数字です。こちらが前年同期比で+25%なら基準内ということですね。利益が増えていても株数も増えてしまっていればEPSは下がります。季節によっても違いがあるので前年同時期と比べることが重要なんですね。

A: Annual Earnings Increases年間の収益増加率

オニールは年間の収益の増加率が大きい企業に注目しています。Cの項目は四半期のEPSでしたね。これは年間の収益増加率なのでちょっとだけ捉え方が違いますが1つ目と2つ目をまとめると要は4半期でも1年でも収益は増加してないといけないですよってことですね。

N: New Products, New Management, New Highs

新製品、新サービス、新高根など新たな変化が出た銘柄に目をつけます。

S: Supply and Demand

オニールは需要と供給を見て流動性が低い時に買いを入れます。そういった小さい企業の方が伸びしろがあるからです。他にも自社株買いを行っている企業なんかも投資時だそうです。

L: Leader or Laggard

主導か停滞か。まぁこれがわかれば苦労はしないという話なんですがただ大きい企業がいいというわけではありません。しっかりと利益を出していて伸びており、業界をけん引しているという意味です。個人的な感想ですがこれって前半と被ってないですかね?

I: Institutional Sponsorship

勝ち組の株には既に重要な機関投資家が入っているといいます。まさにプロが先に買っている状態ですね。これは私も同感です。機関投資家が狙うときには株価が上がらないように株を買うのですが、出来高が明らかに増えます。そういった企業の株はだいたいそのあと上がります。株価にも表れますし、その企業のホームページを見てどういった投資家がお金を入れているのかというのは株もそうですが暗号資産も見ておくべきポイントです。


M: Market Direction
最後は株式の方向性です。全体感はとても大事。木を見て森を見ずでは失敗します。アメリカだったらダウ、NASDAQ,S&P500は見ておきましょう。日本株だったら日経平均株価とTOPIXくらいは意識しておいた方がいいかもしれません。特に各国の金融政策や世界情勢で流れは一変します。しっかり全体感を見て投資したいです。

CANSLIMパフォーマンス比較(EARN MORE LIVE FREELYより抜粋)
ユキ
ユキ

EPSの伸びは証券会社で見れるわね

まとめ

さて、今回はバフェットとウィリアムオニールについて書きました。オニールは有名なのでどこでも解説されているかもしれないですが、バフェットの方はあまり日本語で公開されていないので参考になるかもしれないですね。

今後も世界の投資家の投資戦略を紹介するよ

スティーブ
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プロフィール

こくチーズプロフィール

・幼少期よりヨーロッパ、アジアを中心に海外を周る。


・京都大学で建築のデザインを学び、図面制作事業(現Architech株式会社)を設立。


・首席で卒業後ゴールドマンサックス証券の当時最先端であるアジア株アルゴトレーダーとして勤務。1日に数100億円もの取引をさばく。


・2020年に独立後、株、為替、不動産、太陽光、マイニング、海外信託、ヘッジファンドなど様々な投資を行いながら法人向け運用&節税、個人向け資産形成&資産運用コンサルティング業を行う。


・関西と関東で教育の先生としても活躍。


・海外の金融の世界を見てきたならではの情報と分析をたまにブログに投稿している。

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