お金の流れと波を読む循環物色
いつもありがとうございます。
お金というのは地球上から出ていくことはありません。
皆さんは株を買うという行為をするとします。その時って単純に株を買うっていう認識ではなく、「円を売って株を買う」という認識に考え方を変えるだけで世界は大きく違って見えます。
太古の昔から世の中はぶつぶつ交換で成り立ってきました。肉と魚を交換したのがはじまりで、その魚を持ち運ぶのが面倒でコメを使った取引になり、今では紙幣が出来上がっています。
何かを買っているというのは代わりに何かを売っていることになるのです。たとえば、〇〇ショックが起きた!ってときに人々は株を売ります。
例えば日本人が株を売ったら、それは株を売って円を買っているという行為になるわけです。さっきと逆ですね。じゃあ円が買われて円高になるんじゃないかってことで投資をそこに持っていけるわけです。
このようにモノや業界を渡ってお金が回っていくことを循環物色といいます。政府が電気自動車を推進する政策を打ち出しました。
もちろん一時的には電気自動車を作っている会社の株が買われますよね。そのあとは自動車の部品となる半導体を作っている会社に目が行ってお金が流れます。
さらには半導体のもとになる銅板やレアメタルなどにお金が行ってようやく一周しますね。循環物色が一周すると経済はいったん休憩。また次の話題のところにお金が移ります。
もちろん何が正解とかはありません。
が、この流れを常に考えるかどうかで頭の使い方が鍛えられます。あっているか、間違っているかは試しに少額で投資してみましょう。あっていれば儲かる、あっていなければ損する。
その範囲と限度をしっかりと見極めて投資してみてください。「この考え方あってますか?どう思いますか?」というのは何度もやらないと鍛えられないのでぜひ一度相談くださいね。
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