今日は株の話です。あまり注目されてないですが実は重要なポイントをあげさせていただきます。「自社株買い」です。
一般的に4月~6月は自社株買いというイベントのニュースが多いです。そしてその発表をした企業の株価は上がる傾向にあります。
ここ最近の自社株買いのニュースを載せておきます。
04/02 岡野バ、自社株買いの実施を発表
04/01 ソフト99、自社株買いの実施を発表
03/31 スターマイカ、自社株買いの実施を発表
03/31 第一生命HD、自社株買いの実施を発表
03/31 西華産、自社株買いの実施を発表
03/31 京都ホ、第三者割当増資の実施を発表
03/30 アルテック、自社株買いの実施を発表
03/30 片倉、自社株買いの実施を発表
03/30 西松屋チェ、自社株買いの実施を発表
03/30 WSCOPE、公募増資の実施を発表
いろいろな企業が自社株買いをしていますね。
さて、自社株買いとはなんなんでしょうか?もちろん企業が自分の株を買う行為ですがこれによって何が変わるのかというと一株当たりの価値があがります。
例えばAという株が世の中に1000株あったのがA社が自分で買い戻すことによって世の中に株が800株になりました。200株減ったわけです。そしたらもちろん株の希少性は高まりますよね。またA社の利益が引き続き変わらなければ一株当たりの利益も上がります。
そしてA社は毎年出す必要があった200株分の配当金を削減できます。
こういった良いイメージが広がり、自社株買いを行った会社→株価上昇といわれるわけですね。
もちろんリスクもあります。
自分の会社の株を買うのにもお金が必要です。200株分買うのであればその分会社のお金を使って買わないといけませんね。なので貯金が減ってしまって財務体質が悪く見られる恐れがあります。しかも本来ならそれが将来の設備投資や雇用などいろいろなものに本来使われるかもしれなかったものならなおさらです。
たしかに手っ取り早く企業のイメージをあげたり、株価を上げるイメージを作れますが長期的に見るとどうなんだろう、、、と考えることも大事です。
上記自社株買いの企業ぜひ一度株価見てみてくださいね。
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