実は私、大学時代は京都大学体育会少林寺拳法部というところで主将をさせていただいていたのですが、この少林寺拳法部の主将のお仕事って特にこの大学の特殊な事情もあるんでしょうが、とても普通の部活の主将とは違う活動になっておりました。
酒将と書いて主将
とはよく言われました。
それは京都の社長さんたちと仲良くしたり、飲んだり飲んだり、、、などまた、部活のお金が足りないときには支援していただいたりと、要は人生でかなりお金を持たれている方とのお付き合いが多い学生生活だったのです。
しかもだいたいが京都で名を馳せている方々と濃い時間を過ごさせていただきました。
その時も学生起業で社会人の方ともお付き合いがありましたし、社会人になってからもゴールドマンでいろいろな方にお会いしました。
おそらく普通の人よりは多くのジャンルの方とお会いしたと思います。
そこで今日のテーマは
資産別傾向分析!
ということで「これくらいの資産を持っている方はこういう人が多い」というお話をさせていただこうと思います。
と、、、、いいつつもいきなり資産家?って言ってもどんなレベル?となるでしょう。実は明確に決められています。
こちらは純金融資産でいくら以上という定義でそれぞれ決まっています。
純金融資産とはすぐに現金化できるものでということです。
つまり不動産などは入らないということですね。
と、まぁここまでは一般の定義なのですが私が生きてきた中ではこれらによって人の性格がどうこう変わるって傾向があまり見られないし、そもそもその人がいくら借金して、どれくらいの資産規模かってまぁまぁ親しくならないとわからないんですよ。
ということで僕がいつもみている資産は総資産です。つまり不動産やいろいろなものを集めた資産。それだけローンを組んだりして扱えている金額ということはその金額を扱う人間としての性格が出ているはずだからです。もちろん持ち家で住宅ローンは除きます。投資用のローンなら含めます。
そしてもう一つ注目しているのが
「ポテンシャル資産」
っていうものです。
ポテンシャル資産というのは「その人がいくらくらい持つのに値した人間か」という資産です。
例をあげます。
同じ1000万円を持っている人でも、、、
A:スポーツカーをガンガン乗り回して日頃から入ってくる給料をそのままローンに突っ走っている人と。
B:1000万円持って、車も持たずに質素に暮らしている人がいます。
この2人の違いはなんでしょうか。
ポテンシャル資産の違いだと考えます。
Aの人は1000万円を持つに値しないタイプ。
つまり1000万円持っていることで舞い上がり、1000万円をアピールしたい人、
一方Bは1000万円以上もしかしたら5000万円を目指している人かもしれません。
5000万円を目指している人からしたら1000万円は通過点でしかないですよね。
つまりAさんのポテンシャル資産は600万円くらい、Bさんのポテンシャル資産は5000万円ということになります。
このポテンシャル資産はどのように上げられるのか。自分の仲の良い友人5人の平均がその人が本来稼ぐポテンシャル資産といわれています。下記2人の資産額は同じですが性格はまったくちがいます。
左の方は現状でかなり満足のはずです。
周りを見渡しても自分が一番お金を持っているので何をしても許されるしなんでもできちゃうタイプです。
一方右の方はどうでしょう。
周りは資産1億円越えの方ばかり、こんな中で自慢げな態度をとれるでしょうか。
取れるわけないです
ということでそれぞれのポテンシャル資産は、、、
左:(200万円+100万円+500万円+600万円+400万円)÷5=360万円です。
右:(7000万円+1億円+2000万円+10億円+5000万円)÷5=6800万円です。
逆に言えば右の方はまったく贅沢はしないわけですね。
「自分まだまだっす!」
という感覚で生きているわけです。
今回はお友達と表現しましたがこれはあくまで対等な関係性を築けている間柄という意味であり、
よくあるお金持ちについてくるコバンザメとは違います。
そしてそれぞれのポテンシャル資産と実資産の分布ですがここは標準偏差のような分布になっていると個人的には捉えています。ポテンシャル資産5000万円のゾーンではやはり実資産5000万円が一番多いですが、現状資産が500万円の人も1億円の人もいるはずです。その分布を表したものになります。
とまぁいろいろ書きましたが要は
①「ポテンシャル資産>実資産」の人はとても謙虚です。これが1000万円であっても数億円であっても一緒。どれくらい本人が持っていようと、その人が付き合う人たちの周りによってその人の性格も形成されます。
②「ポテンシャル資産=実資産」これは特になにもなく。普通の人ですね。マジで普通過ぎて話しててもまったくいくら稼いでいるのかなんてわからないし、そんなの言うてもなんの得にもならないことを知っています。
③「ポテンシャル資産<実資産」の人は自慢屋、自信家、いやな人が多いです。そして一番お金持ちに見えます。生活にも非常に満足して消費が多いのも特徴。ある意味幸せを感じている方々です。PRするためや周りに自慢するためにもいい感じの写真を撮りたがります。
お金持ちに謙虚が多いといわれるのはすごい額を稼いでいる人は①の人で、もっと上を見ているからこそ謙虚にさらに大きな金額を稼ぐってことですね。
とはいえ、そういうのも踏まえて①と③のタイプでそれぞれの資産別性格分析を行っていきます。
目次
資産規模「~300万円の人」(イーストブルー編)
このゾーンはイーストブルー編のようです。アーロンみたいな地元でグイグイ言わせているタイプもドンクリークみたいに過去の栄光を語るタイプもいますが一番大物が出るような海でもあります。
このゾーンの①のタイプ(ポテンシャル資産>実資産)は伸びしろしかないです。
本来もっと稼げるのに一時的にそのゾーンにいるだけですので節約、勉強して能力をつけるなどをしてどんどん稼げるようになります。
自分には捨てるものもないというハングリー精神もあるのでよく出会うアメリカの起業家なんかもこういうところからスタートしているイメージです。
このゾーンの③タイプは非常にやっかいです。まさにアーロンです。
怪しいFXや商材には頻繁に手を出し、特に成果も上がらず乗り換える。やりたいことは多いが特に努力もしない。でも生活が、、、ということで長いものに巻かれようと
「つながり最強」
と言ってお金持ちにまとわりつく。
一番いやなタイプがこのお金持ちの彼女ってだけでやたらえらそうにする③タイプです。
昔先輩と合コンに行った時の取り巻きにそんなタイプの女子がいてボロカスに言われたときにこの分類方法を頭に浮かべてました。
儲かる話などにすぐに儲けようとする精神もこの層の③に多いタイプです。
資産規模「~1000万円の人」(グランドライン編)
このゾーンは一番①と③が分かれるゾーンです。なぜかというとこれくらいあったらとりあえず日本で生きていく上で障壁がないからです。(もちろん住んでいる地域にもよりますが)
年収も数百万円~2000万円くらいまでの人がこのゾーンは多いでしょう。
やりたいこともいろいろできるようになり、満足してしまうと③コース。東京のちょっとおしゃれな街で合コンし、自慢話しかしないと後から言われてしまう嫌な男子もこのタイプで、一番マウントの取り合いをしがちなゾーン。
逆に言えば自分の資産、年収をさらに増やすために設備投資を投じれる資産規模でもあります。
「やりたいことをはじめられる資産規模」
車屋さんがやりたいから会社を設立、レストランをオープンしたい、家を買いたいなど、それぞれ頭金を入れたら銀行からのローンも借りられるでしょう。
そういった①の人たちにとっては通過点でしかないのでここから一気に差が開くゾーンでもあります。
資産規模「~5000万円の人」(ドレスローザ編)
このゾーンまでいけばある程度①の状態の人が増えてきます。もうお金稼ぎが趣味となっているタイプが多いですね。
増やすことがおもしろく、増やすことを日頃考えているので特に自慢なんかはしません。まだまだ上を見ているのでいい人も増えてきます。
一方このゾーンの③タイプは六本木や港区でドンチャン騒ぎをしている人が多く、排気音がうるさいタイプの車に乗りがちでもあります。色黒、金色のじゃらじゃら、夜なのにサングラスなど特徴(まさにドフラミンゴ)があるので見かけたらそういうことだなって思って下さい。
全体的にブランドものの服や身なりがよくなるのもこのゾーン
資産規模「数億円の人」(海軍大将・四皇)
このゾーンまで来ると結構自分が当初立てていた目標も達成してなにかしら語れるエピソードもあるので「自分の話をしがちです。」しかし嫌味な人はあまりおらず、紳士な方が多いです。
服装は一周周ってサンダル&短パンに突入します。見た目ではわからないですが、話してみると知識量が半端なかったりします。
サラリーマンでこの資産規模まで行くタイプも温和で話しやすい人が多いです。全て包み込んでくれるような温かさがあります。かつ、仕事もできるオーラが出まくっているので何か一緒に仕事しましょ!ってなりますね。
このゾーンで③タイプはあまりいないですがビジネスである程度成功している以上、人徳があります。
ですが単純に相手への伝え方が下手だったり、コミュニケーション不足だったりで発生してしまっている勘違いによるごたごたケースが多いと思います。
資産規模「数十億円の人」(レヴェリー)
この規模になるとなかなか一代ではいけない資産額なのですが、逆に③タイプが多くなる印象です。コインが当たったり、親の資産を相続したというタイプですね。
このゾーンの人間は「帝王学」というものを習っているタイプでもない限り、だいたいねじ曲がってしまってます。
①タイプはあまり数億円の人も数十億円の人も変わらない印象です。てかここまでくるとほんとお金による影響ではなく、本人の性格という部分が影響をより与えます。
いい人はいい人だし、変な人は変な人、ただ嫌なタイプはいないですね。
そしてオーラが出だすのでこの辺は短パンを履いてても覇気があふれてます。
ちょっと地方にいくと地方で農場や森を持つ豪族的な人たちもこのタイプが多いです。もう自慢することにも飽きているのでだれよりも自由にやりたいことをやって生きています。
資産規模「数百億円の人」(天竜人ゾーン)
このゾーンはいわゆる「天竜人」ゾーンです。
親から引き継いだ系が多いです。そしてこのタイプに共通していることは非常に節約型です。
これは持論ですが、自分で稼いだのではなく親から引き継いだものなのでなくなっていくことに対してとてもナーバスなんだと思われます。あくまで減らさないようにどうしたらいいかということを非常に気にしています。
取引する時にも1円でも割引、割高を許さない。
悪く言うと世間で考えられているほど温和ではなく思ったよりケチな人が多いです。
一般的にみなさんも「お金持ちなんだからそれくらい、、、」と思うこともあるかもですが、引き継いだものだからこその価値もそこにはあると理解することもこのタイプの人間と付き合うときには必要です。
まとめ、そして人間として成長するには…
さてどうでしたでしょうか。
自分で書きながらいろいろな人に会ったなぁと思いだしながら書きました。
大事なのは資産額ではなく、ポテンシャル資産
その資産に達していない以上満足はしていないと思うので逆に言えば今の自分の現状に満足していないタイプの人は自分のポテンシャル資産はもっと高いと考えたほうがいいかもしれません。
ではこのポテンシャル資産を高めるにはどうしたらいいか?
それは自分より稼いでいる人たちに認められる何か得意技を見つけましょう。
不動産ならだれにも負けません。
金融ならだれにも負けません。
マッサージ、筋トレ、接客、広告、対人関係
なんでもOKです。できれば競争が激しくない分野でいきたいですね。
あなたの能力を認めてくれた時、グループに入れてもらえます。転職も同様です。そしてギリギリ自分がおそらくこのグループでは資産が少ないだろうというグループに属してください。
そうしたら何千万、何億円と持っていても常に上を向いて謙虚に生きることができます。
資産がいくらかよりも、資産をいくら持ちたい人間なのか
大事なのはそこだと思います。
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