いつもありがとうございます。
今日はショートスクイーズという言葉について話そうと思います。
最近のニュースでいうと2月にゲームストップという株が急騰したことで有名になった言葉です。もともと2.57ドルだったこの銘柄がSNSで噂を拡散され483ドルになりました。上昇幅でいうと18693%という驚きの株価上昇を見せました。
そもそもなんでこんなにあがったのかというとチャットでこの銘柄を上げようと個人投資家が集まって買い注文を入れたんです。一方この銘柄が単純に一時的に上がったものだとしてプロの投資家は空売りという売りから入っている方が多かったんですね。
プロが売りから入って、個人投資家は買いから入っている中じわじわと株価が上がってきたらどうなるでしょうか。プロ投資家の持っている銘柄には含み損といってマイナスが発生します。
わずかな含み損なら耐えられるんですが、これが一定の範囲を超えるとプロ投資家は損失を限定させるためにあきらめて売り注文を手放します。
売り注文を手放すということは反対売買の買い注文をだすことですからこれも一種の買い注文ですよね。結果的に個人の買い注文とプロの買い注文を合わせてダブルの力で大きく上がってしまいます。
ロビンフッドという証券会社はこれらの異常な値上がりを防ぐために買い注文規制をしたわけです。そうなってくると買っている個人の方からすれば「不平等にプロの見方をしている」という反発が生まれるわけですね。
日本の銘柄でも取引量が小さくてツイッターなんかでやりとりされている銘柄もあるのでぜひ次の10000%級の株を探してみてくださいね。
コメント