いつもありがとうございます。
S&P500という単語を聞いたことはあると思いますがこれが何かというのを知っている人はどれくらいいるでしょうか。
NISAやつみたてNISAでS&P500をつみたてておけばいいと教える人が多いですが、そもそもこれはなんなのかというのを解説します。
S&P500はそもそも指数の一つです。指数というのは誰かが作ったリストってことです。
つまりこのS&P500というのはS&Pという会社が選んだアメリカの中で「アメリカ経済」をあらわす代表500社のリストなわけです。
「どうしてそんなリストがあるのか」
日本の日経平均株価も指数の一つです。もし世の中に指数がなかったらどうでしょう。
昨日の日本の株価はどんなかんじだったかを知るのに銘柄を一つ一つ調べないといけないですね。アメリカのマーケットが昨日調子よかったのかを調べるのにいちいち一つ一つ株を見るのは大変ですよね。
そこでS&Pという会社が「これを見ておけばアメリカ経済の調子がわかる」ということで体温計的なものを作ったわけです。
S&P500の数値が昨日に比べてどうなっているかでアメリカ経済の調子がいいか悪いかが一目でわかるわけですね。
もちろん指数はいろいろな人が作っていますから、ダウだったり、ナスダックだったり名前がいろいろあるし、組み入れている銘柄もいろいろなわけです。
肝心なポイントはこれの入れ替え戦を自動でやってくれる点ですね。S&Pが「この企業は調子が悪いなぁ」と年4回の審査で判断したところはこの500社から除外されて、代わりに調子のいい企業が入ってくるわけです。
だからみんなこれをとりあえず買っておけばいつの時代もベスト500に投資できるということで人気なわけですね。
そういうことをわかって積み立てるのとわからないとでは全然考え方が変わってくるのでお気を付けください。
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