今日はリーマンショックについて解説したいと思います。
みなさんも聞きなじみのあるこのショック、じつはサブプライムショックともいわれており、サブプライムという言葉はどこから来たかというと「サブプライムローン」という言葉は「プライムローン」ありきなんです。
そしてプライムローンとはいわゆるサラリーマンなどのしっかり働いている人たちが借りられるローンのことで金利が低いんです。一方サブプライムローンとは低所得者向けのローンでとても金利が高いんですね。
このサブプライムローンの中でも金利変動型というローンは、日本の住宅ローンと同じく返済し始めて数年後に金利が上昇するタイプのローンで2008年当時20.02%、およそ5人に1人がローンを返済できない状態でした。
そんな状況も無視して銀行はこの高利回りの債券をまとめて金融機関に売り飛ばしたんですね。もちろんもともと返済が難しいレベルの債券なので売れた分だけの手数料が儲けということでどんどん売り飛ばします。
払えないと分かったときには最後、大量に持っていた証券会社が被害をこうむり、リーマンブラザーズやベア・スターンズなど名だたる企業が世の中から消えたわけです。
映画マネーショートではこれらのストーリーが詳しく描かれているのでぜひ参考に見てみて下さいね。
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