1週間株価指数
先週日銀の決定会合がありましたが金利据え置きというニュースから株価は上昇。そこからあまり動かずの週です。先週高くなっていたヨーロッパ株が下落中。年始にあげていたインドも大きく下落しています。
VIXが20突破。だいたい18近くになると大きく反発するので要注意です。
1週間為替の動き
大きく上げたのがAUDこれは非常にきれいなチャートをしており、ファンダメンタルズ、テクニカル的にもベストなトレード。
オーストラリアは引き続き利上げ姿勢を崩さなかったため、利上げ後退の機運が高まっているドルに対して弱くなると考えていた。
ではAUDUSDをどこで買うかというテクニカルな面で見ると、移動平均線と水平線(抵抗滞)との接地部分となる。
ここで陽線確認後エントリー。1本陽線が出来上がったところで、逆指値をあげていくトレーリングストップを使うのも良いし、前回高値までで利確してもよい。
①ファンダメンタルズ
②水平線
③移動平均線
④ローソク足
なるべく優位性をあげてトレードすることで「ここまで見てだめなら仕方ない」ってくらいまで見ること。
詳しくはマネトレ大学の無料lineにて見れる「マネトレ運用部」の動画にて毎週解説。
米債利回り(1週間の動き)
短期金利があがり、長期金利は大きく下がりだしている。インフレのピークアウトによって長期の金利は下がってきていることがわかる。(長期金利は将来のインフレによって上下する)
10年債利回りは下落トレンド崩さず、200日移動平均線で跳ね返りあがってくるかと思いきやわずかな反発。
抵抗滞にヒットしてさらに下降トレンドがつづけばUSDJPYもさらに下落すると考える。
2月のFOMCでは大半が0.25%の利上げを予想。今年の5月くらいから利上げを行わず、維持が予想されているが、実際利上げがこんなに早く終了するかは疑問である。特に年末利下げという楽観モードが最近見られるが、個人的には利下げまでは来ないと思われる。ターミナルレートは5-5.25%を予想。
今年は債券の時代?
ゴールドマンの400人近いポートフォリオマネージャーいわゆるPMに聞いたところ、今年アウトパフォームする(成績が良い)資産は?という質問に対してのアンケート結果が出た。ちなみに2022年ではコモディティが一番票を集めていたので実際去年の結果でいうと一番上がったのが原油なので当たっていたことになる。
とはいえ去年は全体的にマイナスだった株もランキング第2位に入っているので外れることもあると要注意。
この表から見ると今年期待できる資産が国債、社債であることがわかる。一番票を集めているのが社債だが、僅差でコモディティも引き続き選ばれている。中国のリオープンからの需要回復を見込んでいるのか。とりあえず新年度からたしかに原油は上がっている。
去年は全体的に利上げとインフレによって金利が上昇した。結果的にいえば債券価格がとても安くなったことになる。割安になりさらに金利もあがったのでリスクを取って株の配当を狙う必要はない。社債市場を見れば利回りが5%以上のものもあるのでぜひ確認してみたい。
ちなみにUBSが出している今年の債券リターンがそれぞれ示されている。
ぜひ上記参考にして選んでいただきたい。
ちなみに何個か商品を拾って考えてみよう。
SBIや楽天など社債を検索してみるとこのように大量に出てくる。利回りも日本の個別株の配当利回りと比べたら高い。もちろん為替リスクを負っていることを理解しておくこと。
実際に信じられないような利回りの債券は大量にあるが、現地通貨建てなので現地通貨との為替で負けてしまうとそもそも元本割れしてしまう恐れもある。
こちらETFで投資するという手があります。これは米国の総合債券市場に投資。つまり株でいうところの前米株式ETFのようなものです。
こちらはハイイールド。つまり利回りが高い債券を集めたETFです。
どちらも年始から大きく上がっていることがわかります。
次回はもっと債券の商品を集めて解説したいと思います。個人的なおすすめはいつでも引き返せるETFでの運用です。
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